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カヤックフィッシングで天候による事故に合わないために!

カヤックフィッシングと天気
目次

情報ツールや対策のご紹介

前回の記事で怖いことばかり書きましたが、実際に起こり得る可能性があると認識して頂き、
そうならない為の対策を用意してカヤックフィッシングを楽しんで頂きたいと思います。

・風や波の情報ツールを手にいれる

私の情報源を紹介します。
 ①Windy(無料 ※有料プランあり)
  携帯アプリでビジュアルが綺麗です。
  地図で直感的に釣行場所の風や波高を調べることが出来ます。
  私は無料版で使っていますので精度はそれなりですが有料だともっと素晴らしいそうです。
 ②Yahoo!天気(無料)
  大雑把に天気や風、波を調べることが出来ます。
  特に雷⚡️をイージーに調べることが出来るのは大きいです。
 ③BCM(ビーチコーミング)(有料)
  サーフィン用波情報アプリ
  一週間程度の波や風の予報を見ることが出来ます。
  サーフィン用ですのでWindyより沿岸の波を意識した情報発信になっているように思います。
 ④リアルタイムナウファス(無料)
  予報ではなく過去の波について向きや周期の実績を確認出来ます。
  過去といっても1時間前とかですのでかなり役に立ちます。
  弱点としては以下の点があります。
  ・エリアがざっくりしている
  ・エリアによって見ることが出来る情報が異なっている

私はこれらのツールで情報を確認して出航是非を決めています。
私の目安は以下の通りです。
・波高:0.6M以下
・風 :3m/s以下
・降水確率:20%以下

カヤックに慣れないうちはもっと厳しく考えてもらっても良いと思います。

転覆に備えよう!!

私も過去に転覆したことがあります。
岸から2キロ程度離れており、水深50M程度の場所でしたが、
底の見えない海に放り出されるのは本当に怖いです。

ちなみにこの時転覆した原因は不明です。
沖に向かって普通にパドリングしていたんですが、
あっ
と思ったら転覆しました。

予想もしていない状態からの転覆でパニック状態でしたが
なんとか再乗艇し、危機を脱しました。

本っ当に焦ります。
海の中は野生の王国で、人を喰う可能性を持った生物がいるわけですから!

以下に転覆への備えとして思いつくものを記載します。
・パドルリーシュを使う
 自分に結び付けるのではなく、カヤックに結び付けるのをオススメします。
 自分に結びつけた場合、転覆時に抵抗となり素早くカヤックに近寄れないだけでなく、
 再乗艇時に邪魔になる可能性もあります。
・再乗艇の練習をしておく(←重要ですので下段に別記します)
・なるべく道具は転覆しても無くならないよう工夫しておく
・非常時に吹く笛を携行する(モンベルで売ってます)
 海は波や風の音もありますし、反射するものがないため、
 自分が危機にあることを声で知らせるのは非常に難しいです。
 いざという時に備え、非常笛を携行しましょう。
絶対にライフジャケットは着用しましょう!

転覆時の必須事項

・カヤックから絶対に離れない
 カヤックが流されてしまっては岸に戻れる可能性は非常に低くなります。
 転覆時には直ぐにカヤックを掴みましょう。
 自分とカヤックをロープで結んでいる方もいらっしゃるかも知れません。
 その場合は転覆時にロープが自分に絡むことが無いよう気をつけて下さい。

再乗艇の練習について

スムーズに再乗艇する為にも練習しておくことをオススメします。

・時期:夏がオススメです。
・場所:足のつく深さのビーチ(岩場だとケガの危険があるため)
・波高:ベタ凪の日(釣りに行った後にされてみてはどうでしょうか)

練習の注意点

・落水しても夏は軽装で動きやすいですが、冬は重装備となり動きにくくなります。
 各季節の装備も準備しそれぞれやっておいた方が良いです。
・カヤックに道具は積まない方が良いです。本当に壊れたり無くなります。
・足がつくからといって立たない。(練習の意味がなくなります)
 沖で転覆したイメージを持ち、PFDの浮力を使って足を付かないようにして下さい。

まとめ

カヤックフィッシングはとても楽しいですが、
危険な面もあることを理解し、しっかりと対策・準備して楽しんで下さい。

出来れば仲間を作り、釣果やポイントの情報だけではなく、
安全対策についても共有してみて下さい。

一人で考えるより、みんなで考えることでより安全に楽しめると思います。

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