カヤックフィッシングはとても魅力のある釣りのスタイルですが、
始める前に知っておいた方が良いと思うことがあります。
今回の記事では「マナー、法規制、ルール」について書いて見たいと思います。
マナーについて
マナーとは社会生活を円滑にするために、相手や社会を思いやった態度や行動、作法や行儀のことを指します。
【マナーの目的】
- 相手に不快感を与えない
- 相互の信頼関係を構築する
- 社会的な信頼を損なわない
- 社会・集団全体として気持ちよく過ごす
近年、釣り人のマナーが悪く、立ち入り禁止になる釣り場が非常に増えています。
これはカヤックフィッシングにおいても同様です。
以下に気にして頂きたいマナーを記載致します。
路上駐車をしない
駐車スペースがいっぱいになっているのにそのポイントに駐車することを諦めず、
路上駐車してしまっている車を見かける事があります。
駐める方は少し位と思われるかも知れませんが、
そういった方が複数名いれば地元の方は頻繁に迷惑を被ることになります。
出したゴミを持ち帰りましょう
前日の夜から釣り場近くの駐車場に入り、
飲み食いしたゴミがその場に残っているのをよく見かけます。
時には宴会のようになり、騒音トラブルもあるそうです。
カヤック55のホエールさんはSNSで、
釣った魚の数だけ釣り場のゴミも一緒に持って帰る取り組みをされている様子を度々発信されています。
(本当に尊敬です!)
カヤックを出せる場所、また楽しませてくれる海を大事にしていきたいですね。
法規制
カヤックフィッシングを楽しむ際には、いくつかの法規制に注意する必要があります。特に海や湖などの水域で釣りを行う場合、以下の点に気をつけることが重要です。
1. 漁業法
日本では、漁業に関する規制が漁業法によって定められています。
公共の水域で釣りを行う際には、漁業権を持つ団体や個人の許可が必要になる場合があります。
漁業権を持つ地域では、許可なしに釣りを行うと違法となるため事前に自治体や漁協に確認が必要です。
2. 環境保護法
自然環境を守るための規制も重要です。
特定の地域での釣りが禁止されている場合があります。
特に、繁殖期や特定の魚種の保護期間中には、釣りが制限されることがあります。
地域によっては、釣り場の生態系を守るために禁止区域が設けられていることもあります。
3. 各地方自治体の条例
地方自治体によっては、カヤックや釣りに関する独自の規制が設けられている場合があります。例えば、特定の湖や海域でのカヤックフィッシングを禁止している場合もあります。地域によっては、カヤックの使用が制限されている場所もあるので、事前に調べておくことが重要です。
4. 禁止魚種や制限サイズ
釣りを行う場合、特定の魚種については禁止されていたり、捕獲するサイズに制限があったりすることがあります。
例えば、キジハタやマグロなど、特定のサイズ以下のものを捕まえることが禁止されている場合がありますので
事前に確認しておくことが大切です。
ルール
カヤックフィッシングを行う際に知っておくべきルールは自身の安全を守るためにも重要です。
以下に、カヤックフィッシングで守るべき基本的なルールを挙げてみます。
1. 海上のルールを学んでおく
- 海の上は船同士の事故等を防ぐためにちゃんとルールが設定されています。
右側優先であるとか、右側通行とか。
2. 他の利用者とのマナー
- 他の釣り人やカヤック利用者と距離を保つ: 他の釣り人やカヤック利用者の邪魔にならないように、十分な距離を保ちましょう。これにより、事故やトラブルを防ぐことができます。
まとめ
カヤックフィッシングを行う前に、どのエリアでどのような釣りをしたいかしっかり考えてください。
選んだエリアの漁業法や地方の条例、環境保護法、安全規制など、関連する法規制、ローカルルールを
十分に確認しましょう。
これらを先に知ることで不要なトラブルを回避出来ますので、カヤックフィッシングが安全で楽しいものになります!
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